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2013年11月16日土曜日

エコ教育について

平成21年6月30日

6月25日に滋賀県高島市新旭町針江地区へ環境視察に行ってきました。もともと針江地区は地下水が豊富で川端(かばた)と呼ばれる台所が各家庭に備えられ、現在も変わらず使用されています。川端に関する報道などは良く行われているので少し違った視点で見てみたいと思います。

私が特に感じたものが「自然に対する敬意と恐れ」です。川端は家の外にあるものを外川端、家の中にあるものを内川端と呼びますが、これらは聖域として考えられていて一度作った川端は、たとえ家が取り壊されることになってもそのまま残すそうで、実際取り壊されて更地になっている場所にも川端は残って水を出し続けています。又、自然との共存には大変な資金と労力がかかるのも大きなポイントです。その代表的なものに年4回に及ぶ針江大川などの清掃活動がありますがこれもベースになっているものは「自然に対する敬意と恐れ」であると考えられます。

最近になり、エコという言葉を聞かない日はないようになりましたが、これらが叫ばれるようになった背景には、社会変化や生活形態の変化があげられます。例えば、私が幼少の頃は買い物に行くのも「買い物カゴ」を持っていくのが普通でしたが、現在はビニール袋が主流になりました。これは自宅から買い物へ行くという定義が崩れたことを意味します。背景には女性の社会進出などが考えられ、会社帰りなどに買い物へ行く人が多くなったことにも起因するでしょう。

これからの社会を生きる子どもたちに環境問題を教える基礎となる点は、ものを大切にするということを教えることだと思います。大切なのは「一つのものを長く使う。」ことであり、「環境対策品に買い換える。」ことではありません。この点に注意して教育することが重要だと考えられます。