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2013年11月16日土曜日

改めて障害について考える1

平成23年5月31日

2号館建築工事ですが震災の影響もあり予定よりも大幅に伸びてしまいました。建築期間中「理事長の独り言」はお休みさせていただいていましたが、やっと工事完了のめどが立ってきたので再開したいと思います。

私のごく親しい関係者の一部の方は知っているのですが、私には先天的な重い心臓障害があり当然記憶には無いのですがこのことで乳児期にNHKから取材も受けたそうです。体力も通常の大人の30%以下で、そのことが原因で少年の頃からずいぶんと辛い思いをしてきました。ここは辛かった内容を書くコラムではないのでこれ以上触れませんが、激しい運動は当然禁止で、特に団体競技は他の人の体力に合わせる必要があるためとても行うことができません。個人競技でもある一定の水準になると次のステップには進むことができませんでした。

昨年9月より本格的な2号館建設工事が始まりそれに伴って私も引越しをしなければならず通勤方法も自転車へと変更になりました。時期を同じくして子どもの障害について改めて考えることがありその中で自分は園長として何か行わなければならないのではないかと思うようになりました。簡単に言うと「辛い中でも努力しだいではここまでできる。」という証明が何かできないかということです。そんな中で目の前にあったのが通勤用の自転車です。もう一つは近畿の水がめ琵琶湖が頭に浮かびました。調べてみると琵琶湖一周は約200キロあり健康な人でも自転車で一周となるとしんどい荒行だそうです。これを自分の力でやりぬいてみようと決意しました。

本来でしたら長距離に向いている自転車は他にあるのですが、私は体重があるので新たにマウンテンバイクを昨年10月上旬に購入し練習をするようになりました。ただ、建設工事を行っているので日祝日でも仕事を丸一日休むわけにもいかずしっかりとした練習もできません。その中で試行錯誤を繰り返し今年に入ってから具体的な目標を立てました。一つはM峠、K峠、E峠、H峠など有名な峠を走破すること、もう一つは1月からトレーニングで1000キロ以上走りこむこと、その二つができれば「鯖街道」を起点から終点まで完走すること、といったものでした。これが琵琶湖一周前の最終試験で、この程度のことがクリアできないととても琵琶湖は完走できません。

去る5月20日鯖街道(起点→上中→熊川→水坂峠→朽木→花折峠→途中越→大原→終点)に挑戦し無事完走しました。起点から終点までの実走距離は77キロでした。「園長としての勝手な責務」との思い込みかもしれませんが、近日中に琵琶湖に挑戦します。この結果や感じたことは次回に書かせて頂きます。